ニアネットモールディング

ニアネットモールディング®工法

株式会社KDAが開発した成形と切削のハイブリッド加工 NEAR NET MOLDING®

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工程の概要

完成に近いブロックを成形切削加工で精密仕上げ(完成)

  • プラスチックハイブリッド加工「ニアネットモールディング」の工程概要
  • ニアネットモールディング®の工程概要図(クリックで拡大)

    KDAの自社開発工法「NEAR NET MOLDING®(ニアネットモールディング)」の工程は、はじめは「成形」、次に「切削」という二つの加工工程を組み合わせた「ハイブリッドプラスチック加工」です。

    ①成形工程 製品仕様のペレットを、簡易型で完成に近い形状(ニアネットブロック)までラフ成形。
    ②切削工程 細かい形状部、精度を出すために、マシニング等で切削して完成。

ニアネットモールディング工法の特長

  •  量産の試作は、製品のペレットで。

    スーパーエンプラペレットのイメージ

    プラスチック製品の試作と言えば、まず代替材料(ABS・ウレタンなど)で行うのが常識。 形状確認が主な目的で、材料が違うので実動試験まではできません。

    しかし、ニアネットモールディングは、最初から製品用のペレット材で試作をすることができます。

  •  ご要望の原料ペレットから製造

    スーパーエンプラのイメージ

    PEEK、PPS、PPSU、POM、ナイロンなど、ご要望の熱可塑性樹脂のペレットから製造します。

    特に、スーパーエンプラなど高価な材料の場合、市販の規格板材から製造するよりは、コストを抑えた製造ができます。(原料原価および最小量の切削で無駄が少ないため。)

  •  大型製品の製造も可能

    大型品イメージ

    樹脂の種類にもよりますが、例えば肉厚50mm、二辺各300mmの実績(左画像)があります。

    もちろん小さい又は薄いサイズも可能で、市販の規格板材に無いサイズを製造する事も可能です。

  •  金型代が低価格

    精密金型のイメージ

    一般成形で使用するような精密で高価な金型は使用しません。 製品形状に近い形(ニアネットブロック)が成形できれば良いため、金型の費用を大きく抑えることが可能です。(例:10万円)

    細部や精度を出すことは、切削加工で行います。

  •  小ロットに向いています。

    金型代、材料費等で大きくコストダウンできるため、小ロットでも割りに合わないことはありません。

    1個から、だいたい300個くらいまでの数量が適当です。

  •  新材質、複合材質の製造テストなども

    複合材質製品のイメージ

    新しく開発した樹脂ペレットからの試作テスト、異なるプラスチック材質から成る製品製造、プラスチックと金属、セラミックスなどを組み合わせた製品製造、など行っております。

 

プラスチックハイブリッド加工NEAR NET MOLDING®について、次のサイトで更に専門的に解説しています。